缶詰とビールの日

昨日はH宅へ今回の旅行の土産を抱えて押し掛けた。持っていったのはスペインで仕入れた缶詰と帰りの乗り継ぎのフランクフルト空港で仕入れたビールである。

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CanAndBeer08_sフランクフルト空港で仕入れたビールはリッター缶で、はっきり言ってビール缶というよりもバイクのオイル缶である。日本の税関では洋酒はアルコールの濃度に関わらず720ccの瓶3本までが無税であり、ビールにはリッター200円の税金がかるから、3リットルのビールは3,000cc−720cc×3=840ccに200円/リットルをかけて168円の酒税が徴収される。ただし端数は切り捨てなので、結局100円の酒税を払うことになる。

成田や羽田の税関を通る際、込み合う免税レーンを避けて、敢えて納税レーンに回って100円の酒税を払って通過する、という手口があるらしいが、今回は納税専用のレーンがなく、高速道路の「ETC/一般」レーンのように「納税/免税」レーンとなっているところに並ぶことになったため、その恩恵にあずかることはできなかった。

それはさておき、今回持ってきたのは「間違いだらけの缶詰選び ~スペイン缶詰バイブルついに登場!~ | バルセロナ ウォーカー バルセロナ ウォーカー」を参考に仕入れてきた以下の缶詰である。

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エビ貝は実の小さい北寄貝という感じで、腕のところを味わう。だが缶詰によっては大きめのエビ貝が入っているものもあり、こちらの方は貝のみもしっかりと楽しむことができてお勧めである。問題は酔っぱらってしまって2種類買ってきた缶詰のどちらのほうが身が大きかったか覚えていないことなのだが。

ムール貝は身がむっちりとしていてこれもなかなかに美味しい。先のサイトでお勧めの大粒のムール貝入りの缶詰めを買えたのが大きかった。

イカは残念ながらイカ墨入りのものが見あたらず、普通のオイル漬けを購入。これも悪くないが1缶5ユーロの価値はないかな。

好評だったのがマテ貝とタラ肝である。マテ貝のオイル漬けは非常に珍しく、食感といいくちゅくちゅと噛むと染み出るうま味といい、実に好みだし、アン肝風のタラ肝は実にとろっとしていて脂たっぷりでまことに美味い。今回持っていったビールよりも、日本酒か白ワインが合う美味しさだ。

缶詰を開けてはビールを飲んで、実にだらしなく潰れた日曜であった。

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スペイン旅行■3日目■マドリード■プラド美術館を半喫

17:50に国立考古学博物館を駆け足で走り抜けたあとは、プラド美術館を目指す。通りを下って独立広場のアルカラ門を斜めに見て進み、市役所として使われている死べーレス宮殿の前を過ぎるとプラド美術館はもうすぐだ。

ところがプラド美術館の北側のゴヤの扉からは入場待ちの(主に旅行客)が延々と並んでいる。実はプラド美術館は18:00以降(日曜祝日は17:00以降)入場が無料になるのだ。そのためお金を節約したい旅行客がここにズラリと並ぶのである。列はプラド美術館の中央部を過ぎ、南の端にまで達している。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERAただし、この無料入場の際には、通常は団体入場口として使われる南側のムリリョの扉からも入場が可能で、こちらの方が空いていて入りやすいらしい。先人の知恵に倣い、こちらの扉から半円状に並ぶ列に並び、警官と楽しそうに放している子供たちなどを眺めながら。入場までの時間を潰す。

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Mad1stPradoTicket01 Mad1stPradoTicket0220分ほどで美術館内に入ると、裏に「0.00€」と記されたチケットを渡され、そのまま20:00の閉館までの1時間半をプラド美術館で過ごす。私の目的はボッシュの「快楽の園」なのだが、どうにも見つけることができない。目指す部屋は閉ざされており、どうやら貸し出しでもされているようである(後でその判断が間違っていたことがわかる)。がっかりしながらも、残る時間で撮影禁止のプラド美術館を見て回る。

  • フアン・カレーニョ・デ・ミランダ……ちょっと好み。1675の作品から急にターナーっぽくにじみだすのは、多分還暦を迎えて老眼が進んだせいだろう
  • 26室に、ルーベンスの「我が子を喰らうサトゥルヌス」があった。ゴヤのそれが有名だけれどルーベンスも同じテーマで描いていたのか。あとでゴヤのそれと見比べるとしよう
  • 36室に裸のマハと着衣のマハが並べて展示されていた。確かに裸のマハの方が丁寧だけれど、着衣マハの方がエロイなぁ、と感じる。あと、ゴヤの絵って精気を感じないなぁ
  • ジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロが実にいい。エル・グレコの色彩と的確なデッサン力で、さすがルネサンスの最後の巨匠だけのことはある。19室にて堪能する

さすがに時間がなくてろくに観て回れなかったが、とにかく物量に圧倒される。観られなかった分は明後日、朝から観るつもりでプラド美術館を後にする。

ここからは地下鉄に乗っても歩いて帰ってもさほど時間に変わりはないので、20時を回ってもまだまだ明るい街の中を、大英博物館のような国会議事堂や明治生命ビルのそれにそっくりな扉、獄彩色の骸骨を売るお土産屋などの写真を撮りながら、のんびりとホテルへと向かう。

途中で見かけたコンビニサイズの食品スーパー、sumaに寄って、晩飯用のビールと缶詰とつまみ、それに明日用の水も購入する。ビールは330ccで0.59〜0.64€(75〜80円)とお安いし、缶詰も0.95〜1.46€(120〜180円)と日本よりはるかに安い。水だって500ccが50円、1.5リットルが125円である。しかもホテルには冷蔵庫があるから、ビールが飲み切れなくても安心である。

ホテルに帰り着いたのは21時頃で、そこからハムと缶詰を肴にビールをいただく。ただし、適当に買ってしまった2.75€のソーセージが生で、茹でる手段がなくて食えなかったのと、2ユーロで買った甘味が不味くてゴミ箱にちょっこうとなったのは残念ではあった。

かくして気持ちよくベッドに潜り込むことになった私だったが、土曜の夜はまだ始まってもおらず、これからどんどん賑やかになっていくとは知る由もなかったのである。

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スペイン旅行■3日目■マドリード■もうモビスターは応援しない

ホテルの部屋に満足しつつ、フロントで学生にしか見えない男の子に出発前に決めたMovistarのSIMを買えるところが近くにないかと尋ねると、sol広場を北上した通り沿いに店があると教えてくれた。その教えに従って、まずはsol広場に出ると、ドーンとAppleStoreとVodafoneの看板が目に入る。が、そこはスルーして観光客で賑わう通りをグランビアに向かって進む。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA Mad1stSim01やがて見えてきたMovistarの大きな緑のMマークを目印にビルに入ってSIMが欲しいよ、的なことを伝えると、係のお姉ちゃんに整理券を渡されて、奥のコーナーへと案内される。

Mad1stSim02しばらくして出てきた兄ちゃんにSIMを30€で購入して、それに含まれている30€を使って1GB7€で通信できるよ、と言われる。明らかに短期滞在の旅行者向きのシステムではないが、前にも書いたように半分自転車チームへのお布施のつもりである、わかったわかった、と応えていたが、なんと即日発行はできず、しかも明日は日曜なので渡せるのは月曜日だと言われる。え、それホンマ? と聞き返した末に、んじゃいいや、バイバイと店を出る羽目になった。う〜む、そういうことは先に言ってくれよ、兄ちゃん、悲しそうに言ってて悪い人じゃないっぽかったが、さすが元スペイン通信公社・テレフォニカの子会社のMovistarだけのことはあってお役所仕事である。日本で言えばdocomoポジションなのだろう。くぅ、もう自転車レースでMovistarは応援しないぞ、と心に決める。

Mad1stSim03おかげでさっき軽く上ってきた通りを、今度は下っていくことになり、sol広場のVodafoneの店に入る。ここでも整理券を渡され、15分ほど待たされたところで係の兄ちゃんに対応してもらう。VodafoneのプリペイドSIMは、1GBで10€、1.5GBで15€、2GBが20€らしい。非常にシンプルで分かりやすく、コレ、と1GBのところを指差してSIMを購入、Xperia Z Ultraにセットしてもらう。繋がることを確認したところで、お互いニッコリ笑ってグッバイと別れて店を出た。そういえばベルギーのBASEも1.5GBで15€と、Vodafoneと同じGB単価であった。どうやらこれがヨーロッパ標準価格であるようだ。

SIMを獲得して、Googleマップを存分に使えるようになったところで、再びsol駅の地下に潜り、RENFEに乗り込む。目指す駅には、sol駅から南のターミナル駅であるアトーチャ駅に出て乗り換えろ、とGoogleマップさまがおっしゃるので、その通りに動く。ところがアトーチャ駅にはRENFEの近郊線がほとんどすべて通っている。おかげで数多く並んだホームを前に、自分の乗りたい線が一体どこにあるのかとんとわからずに困ってしまう。それでもなんとかそれらしい列車を見つけて乗り込むと、すぐに目的の駅へと到着する。

旅行前の予定ではソローリャ美術館に寄るつもりだったのだが、列車の余計な途中下車やSIM購入に手間取ったことでそうした時間の余裕はなくなってしまい、国立考古学博物館を目指すことにしたのだ。地下の駅から外に出ると、地図上は国立考古学博物館となっているのだが、目の前の立派な建物はどうやら国立図書館らしい。どうやらなんらかの展示もやっているようなのだが、残念ながら時間の余裕がない。

この国立図書館の敷地をぐるっと回って裏に出ると、目指す国立考古学博物館の入り口が見えてきた。ここの入場料は無料なのだが、入館者数の確認などに使うのだろう、入口でチケットを貰って、それをかざして館内へと入る。

この展示がまた非常に興味深い。特に見慣れたギリシャ・ローマや日本のそれとは一味違う趣の時や、ギリシャ・ローマの影響下にありつつも妙なプリミティブさを感じさせるモザイク画、それに各種木工・教会の器材など、見ていて楽しいものだらけである。

中でも、先だって秦の始皇帝の兵馬俑展で見たものとは違う、西洋風のベルトの留め金や、要所要所を鉄で補強した車輪などには特に興味を惹かれた。時間があれば3〜4時間は眺めていたい場所だったが、この後も予定が詰まっている。わずか1時間弱で駆け足で館内を駆け抜けて、次の目的地へと向かうのだった。

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スペイン旅行■3日目■マドリード■空港からホテルへ

ブリュッセル航空のマドリード便に乗り込んで寝入ったものの、30分ほどで目を覚ますと、軽いブランチのサービスが回ってくる。といっても前の4列目までである。ブリュッセル航空はLCC的な立ち位置らしく、一番前はBizz@Classと記されており、 4列目までがサービス付きらしい。レガシーキャリアの乗り継ぎ客など用の席なのだろう。道理でANAの特典航空券の席指定で4列目までしか選択できなかったわけである。

ところどころにはげ山ならぬはげ丘を眺めながら降下していくうちに11:40に着陸するが、ターミナルまで延々と走り回らされ、飛行機を降りたのは15分後だった。かなりくたびれたボーディングブリッジを抜けて出発客の横をゲートからバゲッジクレームへと向かう。マドリードのバラハス空港第1ターミナルのごちゃごちゃして狭い感じは、半回りほどおおきくなった伊丹空港という感じである。

途中のスナックや飲み物の販売機で札やクレジットカードが使えることに驚きながら(ヨーロッパの自販機はたいていはコインしか使えない)バゲッジクレームにたどり着いて荷物が出てくるのを待つ。

ボーディングブリッジを渡ってから30分ほどして、ようやくコンベアが回り始める……が10数個出てきたところで停止する。スペインの洗礼キター!などと内心で喜びつつ、何度も停まるコンベアを眺めているうちに10分ほどで我がスーツケースが流れてくるのを見つける。

だが、想定通りというか、スーツケースにはセキュリティベルトが付いていない。さすがにスペインだぜ、と感心しながら中身を改めるが、特になくなっているものはなさそうである。まあ、ユニクロの着替えとベルギーのスーパーで買ったチョコレートくらいしか入っていないのだから盗むような代物ではないのだけれども。

それでも3,200円を出して購入したベルトがあっさり無くなってしまったことに悲しみを感じつつ、到着ロビーへと抜ける。シェンゲン協定さまさまで、ブリュッセル空港に入る際の荷物検査の時からこっち、一度もパスポートを見せることなくあっさりスペインに入国できた。言語は違っても、パスポートを見せる必要もなければユーロ以外のお金を持つ必要もないワケで、EUというのは本当にアメリカ同様の合衆国、いや本多勝一的な合州国であるのだなぁと実感する。現在、シリア難民を主とする難民問題やパリ・ブリュッセルのテロ問題でシェンゲン協定が脅かされているけれども、なんとかこれを維持して欲しいものである。というか、そうでなければEUの価値は半減……どころか1/3にも減少しかねない。

そんなご立派なことを考えつつターミナル1を通り抜け、バス停からターミナル間の連絡無料シャトルバスに乗り込んで第4ターミナルへと向かう。まだできて新しいのだろう、第4ターミナルはキレイで新しく、デザインもいかにも今風である。

このビルの地下に降りてスペイン国鉄RENFEの近郊線でマドリード市内へと向かう。エレベーターで地下に下りると地下鉄メトロとRENFEの駅が隣り合っており、間違えてメトロの自販機でRENFEの切符を買おうとしたりしつつも、なんとかクエストをクリアして、これまた真新しくピカピカのホームへと降り立つ。

ホームに滑り込んできたRENFEの近郊線に乗り込むと、ホテルまでの道筋を確認する。空港でSIMを購入できればGoogleマップで即検索できるのだが、前情報通りバラハス空港にはそれらしい場所が見つからず、Kindleで地球の歩き方でsol駅までの旅程を確かめる。すると、どうやら乗り換え駅を乗り過ごしたようだ。ただし次の駅でも乗り換え可能と出ているので、そこでの乗り換えを試すことにする。車内放送では駅名を告げているようなのだが、私の目指す駅とは違う駅名に聞こえるのに不安を感じながらもホームへ降りる。

う〜む、違う駅である。

地球の歩き方のRENFEの路線図では、空港駅から北のターミナル駅であるチャマルティン駅までノンストップになっていたのだが、どうやらその部分は駅を省略していたらしい。仕方がないので、乗っていた列車を見送った後は、日本の新幹線の標準軌よりさらに幅広の広軌を走る貨物列車などを眺めつつ、次の列車を30分ほど待つことにする。

やがて、なぜか連結器カバーを開けつつやってきた列車に乗ると、親子連れのサイクリストが自転車を車内に留める。こういうことが楽にできるくらい車内が空いているというのは、運営的にいいことなのかどうなのか?

なにはともあれ、今度は無事にチャマルティン駅に到着し、目指すsol駅へ向かう列車へと乗り換えることができた。

マドリードの北駅であるチャマルティン駅からは列車は市内部の地下を通る。sol駅にたどり着いて地上出口に上がると、あとは自宅のiMac上のGoogleストリートビューで学んだ通りに道を進み、ホテルへと到着する。入口のインターホンを押すと若い男の子が出てきて、階段を使ってスーツケースを2階(日本の3階)にまで運び揚げてくれる。フロントで改めてチェックインをして部屋へと向かう。

部屋はバスとトイレが別となっているが、共用ではなく部屋と同じマークの専用のバスルームを使うシステムだ。日本旅館の「アジサイの間」のように「こどもの間」などと名付けられているのが面白い。別室なのは不便にも思えるが、家でも寝室とバス・トイレは別室なのだから、これはこれで悪くはない。部屋にはセキュリティボックスも冷蔵庫も備わっているのでその点も安心だ。

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ホテルのWi-Fiで軽く予定を確認したところで、改めて外に出る頃には時刻は15時を回っていたのだった。

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スペイン旅行■3日目■ブリュッセル■さらば厳戒空港〜テロより眠気が怖かった〜

今日はマドリードへの移動の日だ。飛行機は9:25に出るのだが、厳戒態勢のブリュッセル空港には3時間前に着くこと奨励されている。6:20頃に着く列車があるのでそれが一番手頃なのだが、念のためにその1本前を選ぶと、なんと5:30頃に着いてしまう。いくらなんでも早すぎるのだが、まあ遅れるよりはマシだろう。

SN_3721 IMG_0431前日はベルギー王立美術館から雨の中をぶらついた後ホテルに戻ってから、iPad Air 2でブリュッセル航空のサイトにアクセスしてチェックインを済ませてあるので、既にiPhoneのWalletの中に搭乗券は納まっている。ついでに預け入れ荷物のタグもホテルのフロントにお願いして、打ち出しておいたし、用意は万端である。

5時を回った頃にチェックアウトしてブリュッセル北駅までガラガラとスーツケースを引き摺っていく。ブリュッセル北駅はまだ暗く、切符売り場も閉まっており、通路側に2台の自動販売機が置かれているだけだ。

空港駅からブリュッセル北駅への切符を買う時にも苦労したが、空港駅への切符を買う今回もこれを相手に苦労する。何度も失敗し、後ろの人に譲ったりしているうちに列車の時刻になってしまう。まあ、そんなこともあろうかと1本前の列車にしたのだ、俺って偉いぜ、と慰めながら自販機に向かっていると、欲しい切符のデータを入力した後に、「次へ」ボタンを押さずに「もう一枚買う」ボタンを選択していたことに気づく。「Buy more Ticket」的な表示の「Buy」だけを見てそれを選んでいたのだ。

Bru3rdTicket Bru3rd01それがわかればなんの問題もなく切符は購入でき、改札のない階段を上ってホームへと上がる。するとさっき先に上っていった人たちが、寒そうにホームに立っている。ホームの表示を見るとなんとOH13と表示されている。オーバーヘッドか何かの意味だろうか、ともかく13分遅れらしい。朝っぱらからそんなに遅れるのかよ、という思いと、列車に遅れずに済んだとの思いがごっちゃになって、ホームのベンチに座り込む。

やがてやってきた列車に乗ってブリュッセル空港駅へとたどり着く。なぜかホームから上るエスカレータだけは動いていたが、その先のコンコースへのエスカレータは動いていないまま。隅に立つ兵士を横目で見ながら先日とは逆コースで駐車場を上って空港へ向かう。空港の駐車場か倉庫の荷付け用のスペースに設けられたプレハブが手荷物検査所になっており、そこからは30mほどの列が伸びている。朝6時前でこれだから、出発客の多い時間帯は平気で1時間くらい並ぶことになるだろう。

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とはいえ、検査自体はいつもの空港の保安区域に入るのと変わらない程度の厳重さである。つまり、保安区域が空港内の一部の区域から、空港全体に広がっており、機内持ち込み荷物もチェックされる状態だということだ。

手荷物検査所のプレハブを抜けて次のプレハブにはいると、こちらがいわゆる出発ロビーとなる。インフォメーションやわずかな椅子とウォーターサーバー、自販機くらいしか置かれていない殺風景な場所でインフォメーションボードを確かめると、さっさとチェックインにむかうことにした。

Bru3rd06チェックインカウンターは隣接する別のプレハブ棟なのだが、そこにいくために長い列ができている。やれやれと思いながら目を右手に振ると、そちらのレーンには人が数人しか並んでいない。よくよく見てみると、人がいないレーンはこの空港をハブ空港にしているブリュッセル航空のもので、それ以外の人はすべてあちらの長蛇の列に並んでいるらしい。

そこで、ブリュッセル航空の係員にiPhoneの搭乗券とプリントアウトした荷物タグを見せると、「パーフェクト!」と言って無人のレーンを進むように促される。

赤い絨毯の敷かれたチェックインカウンターのプレハブ棟内では、少ない客を5つのカウンターでどんどん捌くブリュッセル航空のカウンターと、長蛇の列をひとつのカウンターで捌くその他の航空会社のカウンターにキレイに分かれていた。

Bru3rd07なるほど、これでは3時間前に来ても時間ギリギリになることもあるだろうと思う反面、ブリュッセル航空を使う私はこんなに早く来た意味なくね? との疑問も頭をよぎる。その疑問の通り、タグを渡すとさっさとタグを折り畳んでビニールケースに入れてスーツケースに取り付けると、あっさりカウンターから解放されてしまう。

拍子抜けしながらプレハブを抜けると、そこからは空港ビルの従業員用の狭い階段を上らされる。3階分とはいえ、空港の1階は高いから、実質雑居ビルの5〜6階分を上ることになる。それを抜けるとキレイな空港ビルの保安検査所に出た。ここで改めて保安検査を受けて保安区域に入ると、そこからは免税店もあるし、兵士も見かけない、普通の飛行場である。

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問題はといえば、保安区域にたどり着いてから出発時刻まで、まるまる3時間ある待ち時間である。食堂でお茶をお代わりしたり(お茶のお湯は無料だったのだ)、免税店をじっくりと見回ったり、ホームレスのように眠らないために空港内を歩き回って時間を潰したり、トイレに座り込んでうつらうつらしているうちに、マドリード便のゲートが表示される。

そこでまた眠気と闘ううちに搭乗が始まり、ボーディングブリッジの操作盤のWindows XPの文字に見送られ、ベルギーの赤い悪魔の駆るブリュッセル航空の飛行機へと乗り込むと、離陸の瞬間を待たずに眠りへと落ちる私だった。

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スペイン旅行■2日目■ブリュッセル■飯食って雨に降られる

OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERAこの日は朝飯も食わないで動き回っていたので、王立美術館を出たところで空腹が我慢できなくなる。そこで雨も強くなってきたので、歩いていて適当に目についたパン屋の奥にある食堂に飛び込んでみた。14€のサラダ+トースト+オーガニックスープのランチにお茶をつけるともう18€、2,250円相当である。正直キツい。

パン屋自体はなかなかオシャレで良さげで、大きなパンの塊も売っており、店の隅のごついスライサーで一気に薄切りにしたのち袋に詰めて渡しているのを見ることができた。

ひとまず腹がくちたところで外に出ると雨も小降りになっている。オルタ美術館を目指しつつ、周囲を写真に収めながらてのんびりと歩き出す。

とうていそうは見えない立派すぎる最高裁判所が面するプラール広場の展望台から眼下の街並みを見下ろしたりしつつ、ルイーズ広場へと出る。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAルイーズ広場には市街地を一周する環状道路が通っており、上の写真にあるように五角形の形をしている。これはウィーンのリングシュトラーセと同じく、元は城壁だったものを取り壊して環状道路としたものだ。ついさっき古典美術館で見た17世紀の絵と突き合わせると、この絵が環状道路の北西の川岸からの視点で描かれていることがわかる。

また、ルイーズ広場の地下鉄駅は入り口の半分が閉鎖されており、残りの入り口もサブマシンガンを構えた兵士が見張っていた。もっともこれはルイーズ広場に限った話ではなく、いくつもの地下鉄駅で入り口の一部が閉鎖されていたし、入り口がいくつもあるショッピングモールでも2〜3個の入り口しか開いていなかった。もちろん開いている入り口には兵士が立っているわけで、テロ事件後の警戒は1か月程度ではまったく緩んでいないように見えた。

ここからオルタ美術館へと歩いていく間に、いくつかアールヌーヴォーの建物を見かけたりもするのだが、雨足が強まってきてどうにもゆっくり見ている余裕がない。正直王立美術館でお腹いっぱいになってしまってオルタ美術館を探すのにも疲れてしまい、トラムと地下鉄を乗り継いで帰ることにした。

トラムの停留所で雨宿りしながらじっと待っていると、反対側行きのトラムが停まった。そして運転手が降りてくると長い棒で線路の中央の道路の穴に突っ込んでなにかをしている。どうやらブリュッセルのトラムではポイント切り替えを運転手が直に行なうようである。

そんな様子を眺めるうちにトラムがやって来たので、これに乗り込んでルイーズ広場へと向かい、地下鉄でホテルの最寄り駅まで戻ることができた。

まだ18時にもなっていないが、飛行機の疲れもあるのだろう、キツくて仕方がないので昨日の残りのビールとチーズ、それに昼のパン屋で見かけたスライサーと同じものが置いてあったカルフールエクスプレスで買ってきたサンドイッチを噛ると、さっさとベッドに潜り込んだのだった。

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スペイン旅行■2日目■ブリュッセル■王立美術館でこてん古典

Bru2ndBB00世紀末美術館とマグリット美術館をざっと眺め終えたところで、本腰を入れて古典美術館へと立ち向かう。本館の2階に上ると初っぱなから「ブリューゲルはこっち→ 15番と16番コーナー」と札が掲げられていて、この美術館のウリが何かがはっきりとわかる。

私の目的のひとつは確かにこのブリューゲルなのだが、その前に(レプリカらしいが)ボッシュの『聖アントニウスの誘惑』も見なければならない。下の写真は1段目がボッシュの『聖アントニウスの誘惑』、2段目がピーター・ブリューゲル(父)の『反逆天使の失墜』だが、こいうして見るとモンスターの造形が似ていて、こうしたモンスターに対して当時のフランドル地方で共通理解があったことが伺われる。

ブリューゲルと言えば細かい描き込みだが、3段目のピーター・ブリューゲル(子)による父の作品の模写である『謝肉祭と四旬節の喧嘩』でも病人やいざり、4段目の父による『ベツレヘムの戸籍調査』におけるスケートや雪合戦の様子など、大作をじっくりと隅々まで眺められるのは実に幸せである。

この美術館でブリューゲルの次に推しているのが、やはりこれも地元のルーベンスである。

普通より天井の高い部屋に3m以上もある超大作が飾られていたが、正直こちらは大きすぎて私の感性が振り切れてよくわからない。それよりも板絵の作品群が、ルーベンス独特の圧縮された人体が押し込まれていて、迫力を感じた。

その他にもクラナッハや、教科書でも見た『マラーの死』、ブリューゲルへのオマージュ的なFrans Francken Ⅱ とJoos De Momper Ⅱによる煉瓦製作や王による工事の指示などが描かれた『バベルの塔』、17世紀のブリュッセルの情景を描いた作品、さらには出口を出たところにあるレストラン(閉まっていた)のアールヌーヴォーっぷり(特にエレベーター)など、2時間を非常に楽しめた美術館であった。ナショナルギャラリーや美術史美術館ほど物量に圧倒されることもなく、ある意味ちょうどいいサイズの美術館なので、ブリュッセルにいく機会があれば必見であることは間違いない。

もっともその満足感と3時間半の滞在の疲れのおかげで、近代美術部門に回ってダリなどを観るのを忘れてしまったのは後になって悔やむことになったのだけれども。

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スペイン旅行■2日目■ブリュッセル■王立美術館で世紀末マグリット

Bru2ndGaTicket王立美術館の入り口にたどり着いたはいいが、開館まではまだ数分ある上に雨が強くなってきた。幸いバスとトラムの停留所には屋根があったので、そこで雨宿りしながら開館を待つ。

やがて社会見学と思われる中学生らしき集団ともみ合うようにして中に入ると、古典美術館とトンネルで繋がっている別棟のマグリット美術館と世紀末美術館にも行けるコンビチケットを13€で購入すると、インフォメーションでもらった地図を広げる。

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白い部分がエントランスで赤い部分が古典美術館

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水色の部分がマグリット美術館で紫の地下の部分が世紀末美術館

私のメインディッシュは古典美術館なので、まずはマグリット美術館と世紀末美術館をあっさりと片付けにいく。

ところがあっさり片付けに行ったはずの世紀末美術館が意外にも結構面白い。

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まず、初めの方に展示されている写実主義の作品が、作品自体よりもそこに描かれている風俗として興味深い。炭坑を主体とした、当時のベルギーの工業地帯の労働者たちのくらいスモッグの下での生活が描かれていて実に面白い。

それが印象派になると、ガラリと描かれる主題が変わって、これはこれでなかなかに楽しい。ロートレックのスケッチやポスターも少しばかりあって、それも含めて楽しめる。

さらにフロアを下って最下層に下りると、今度はアールヌーヴォーやアールデコの美術品がズラリと並ぶ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAミッシャの彫刻やガレの家具やガラス器を山ほど眺められて、これが実にいい。上の段中央2点の三脚の机など、足がトンボの形になっていて、なんとも面白い。おかげで思いの外、このフロアでは時間を喰ってしまう。

世紀末美術館では、オペラの小道具やセットの模型なども展示されていて、これらにも興味深く見入ってしまい、結局1時間ほどの時間を費やすこととなった。

その後はマグリット美術館へと向かう。意外にもいかにもマグリット然とした作品はさほど多くなく、また資料類は多いもののそれに比べると絵画の展示は少なく思え、そういう意味では面白みに欠ける感はあった。ただし、マグリットが売れるようになる前の商業作品も割と多く展示されており、その辺りはこれまで見たことのないものだっただけに、面白く観ることができたのだった。

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スペイン旅行■2日目■ブリュッセル■王立美術館へ向けてロイヤル広場を目指す

未明に起き出してシャワーを浴びて窓の外を眺めると、今にも雨になりそうな空模様だ。昨日は天気予報では雨にもかかわらず、なんとか保ってくれたのだが、今日はそこまで粘ってくれそうにない。それでも大した雨にならないことを祈りつつ、街へと出ると、昨日、グランプラスへ向かった道よりさらに数本西にずれた道を進んでいく。

すると、唐突に道が石畳に変わり、自動車がゴトゴトと音を立てて通り抜けていくようになる。その石畳を進むと2本の角塔が印象的なサン・ミッシェル大聖堂にたどり着く。

一巡りして写真を撮り終えて緩い坂を上っていくとジョギングする人が少なくない、ブリュッセル公園に出る。ここから北を望むと国会議事堂が、南を望むと王宮が目に入る。国会議事堂は立派な建物ではあるが、さほど大きくはなく、ベルギーという国のサイズに相応しい押し出しである。また公園の一画には『サウンドオブミュージック』の「もうすぐ17歳」を思い起こさせるような大きめの東屋があり、ベンチの並びようからして、ちょっとした音楽堂としても使われているようでもあった。

朝7時にホテルを出たはいいが、ここまで来てもまだ8時にもなっていない。今日のお目当ての美術館が開くまでまだ2時間ほどあるので、一度ブリュッセル中央駅に出てなにかをつまんで時間を潰すことにする。ブリュッセル中央駅にはフランス語の「Bruxelles Central」の文字とオランダ語の「Brussel Centraal」の文字が併記されており、2か国語併記が基本のベルギーの面倒くささを実感させてくれる。また、そのすぐ隣には映画博物館があり、デビッド・ボウイの追悼映画上映中の建物の中を通勤客が通りすぎていく。

朝のサンドイッチを食しながら、SIMカードを入れたXperia Z UltraでTwitterやmixiを覗いて時間を潰したところで、王立美術館へ向けてゆっくりと動き出す。ロワイヤル広場の坂下からは公園越しに昨日見た市庁舎の尖塔が眺められ、坂には音楽博物館を始めとするアールヌーヴォー調の瀟洒な建物が並ぶ。そしてロワイヤル広場に面して聖ヤコブ教会が建っており、広場は中央に建つ十字軍指揮者の騎馬像の周りをロータリー状に車やトラムが行き交っている。

この広場に敷地の一部を接して王立美術館は建っており、その一部であるマグリット美術館のミュージアムショップの様子が広場からも眺められる。しかし標識によると入り口は広場を出たところにあるらしい。その指示に従うと、バスとトラムのロイヤル広場の停留所のすぐ前に入り口を見つけることができたのだった。

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スペイン旅行■1日目■ブリュッセル■ホテルを出てグランプラスでTHETAする

ホテルを出ると早速グランプラスへと向かう。地下鉄で一駅ほどの距離なので、街を見物がてらぶらぶらと歩いていくことにする。もう19時近いというのに、北海道北部くらいの緯度のブリュッセルだけあって、街はまだまだ明るく観光客も大勢見かける。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA地下鉄の走る通りを一本入ると、ショッピングセンターや新しめの店が並ぶショッピングタウンとなっており、そこをウインドウショッピングならぬウインドウルッキングしながら歩いて行く。すると小路の先に立派な像が立っているのが見えた。なんだろうと思って近寄ると、ちょっとした広場をしっかりした建物が囲んでいるが観光客の姿はまったく見られない。あとで確認するとオペラハウスの王立モネ劇場のある広場だったらしい。しかし催しがないと観光客はこんなところには目もくれずに南下して、ひたすらグランプラスのある辺りへ足を向けるようだ。

私も観光客の例に漏れず南下したのだが、途中で日本のそれとは形の違う「はたらくくるま」に目を奪われたりして、なかなか歩みが捗らない。途中の小路には両脇のレストランが路上にテーブルを出していて風情があるとも言えるが、間を二人連れで歩いていると、前から人が来るたびに片割れが後ろに回って道を譲らねばならないくらい有効道幅が狭くなっている。おまけにオールユニクロの東洋人のおっさんに声かけることはないとはいえ、客引きも結構出ていて、歩きにくいことこの上ない。

それでも距離が距離だけにさほど時間がかからぬうちに、小路を抜けた途端にパッと視界が開けてグランプラスの広場へと出た。それまでがごちゃごちゃした街並みだっただけに、その開けた感じと美しさに思わず「おお」と嘆声が漏れる。

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とはいえ、それぞれの建物を一通り見て回ると用は済んでしまう。夜景はもっとキレイらしいけれど、19時を回っての寒さの中、1時間以上も待つ気にはなれない。オープンテラスでお茶や食事をして時間を潰す人たちも見かけるが、10℃を切るようなこんな寒さの中でくつろげる欧州人と違って、こちとら柔な日本人はこんなところに長居をしていては風邪をひいてしまいかねないのだ。

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そんなワケで写真を撮り終えて、適当に大通りへと向かう。すると、証券取引所の前に大量の献花が置かれ、入り口にはベルギー支援の各国の国旗が貼られている。なんとも言えない思いがこみ上げてくるが、こうして旅をして金を(僅かだが)落とすのも供養のうちと、軽く手を合わせてその場を去る。

帰りは地下鉄の走る上の大通りを進んでいく。ボヤが出たらしく、途中で消防車を見かけたり、軍事トラックを度々見かけたり、観光用のレンタサイクルを見かけたりしながら、途中のDELHAIZEでビールなどを買い込んでホテルへと戻る。北駅の辺りは、特に北側は飾り窓などがある辺りであまり治安がよろしくないらしいが、ホテルのある南側は物乞いがいる程度で大したことはない……と思ったら、街角にたむろっている4人ほどのお姉さんがたから声をかけられてしまった。飾り窓地区から遠からぬ辺りにこそ立ちんぼがいる道理なワケで、確かにそんなにおキレイな界隈ではないようだ。

ホテルに戻ればあとはビールを飲むだけだ。冷蔵庫はないので冷えてはいないけれど、まあ日本のビールほどには冷えていないと飲めないということはないだろう。このくらいは飲めるだろうと330ccの小瓶を4本仕入れてきたのだが、疲れもあってか2本で十分に酒が回ってしまった。

1本目のRODENBACHは赤くて、ベリー系の甘味と香りがし、2本目のREDBACH GRANDCRUは、無印REDBACHをさらに濃くした香りと……これ、赤ワイン混ぜてるよね、というお味である。高らかにWBAと世界ボクシング協会……じゃなくて、World Beer Awardを謳っている辺り、これがベルギービールの方向性なのだろう。なるほどいろいろと入っていて、ビール純粋令のあるドイツではもちろん、日本でもビール扱いされず発泡酒の分類に仕分けられるワケである。嫌いじゃないが、ビールじゃないよね、と思う。

Bru1st48そうやってビールを味わっていると、明日のブリュッセル市内を巡るのに、ガイドブックがないことに気づく。そういえばチケットを確保した直後辺りに、図書館からベルギーの地球の歩き方を借りてきて、スケジュール表に書き込んだ後はテロの後始末に悩んで細かいことを調べるのを忘れていたのだった。そこで、ホテルのWi-Fi経由で日本のBookliveにアクセスして、電子書籍版の地球の歩き方を購入、iPadとXperia Z Ultraにインストールする。これで明日の観光も万全である。なんともネット時代さまさまな旅であることよのう、などと思いながらベッドに潜り込むのであった。

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