SSDの謎の速度低下とFusion Drive化の(多分)成功

SSDの謎の速度低下とFusion Drive化の(多分)成功

昨夜、酒をかっ喰らって酔っぱらった頭で帰ってくると、数多の苦難を乗り越えてiMacが無事元の環境に戻っていた。どのくらい元の環境かというと、相変わらず内蔵HDDは重いままで、サイトを開くのにも結構待たされることしばしばだし、Apertureは終了時に延々と待たされる。その変わらぬ現状に、半ばホッとし、半ば悲しみを感じながら、酒で痛む頭を抱えて眠りについた。

そして明けて今日、まずはRAID 0を外した外付けのSSDのスピードを確認する。

TB_SSD TB_SSD_noRaid

左がRAID 0の状態、右はRAIDを外した状態。SSDは、読み込みは速いが書込みは遅いワケだが、RAID 0はこの書込みの遅さをストライピングでカバーするためにあったことが如実に表れていて面白い。これでも書込みは現状の倍、読み込みは現状の4倍になるのでずいぶんと速さを実感できるようになるだろう。

TB_SSD_noRaid02と満足して朝飯を食べた後、もう一度速さを実感すしようと、浮き浮き気分でSSDの速度をBlackMagic Disk Speed Testで計ってみると……

なんか読み込み速度が落ちてますけど!

書込み速度は1割ほど上がっているが読み込み速度は4割減だ。これだったらRAID 0のHHDとほとんど変わらないではないか。SSDを入れる甲斐が……ないとまでは言わないが、コストパフォーマンスを考えると割りが合わない感がある。

だが、まあ、既に買ってしまったものは仕方がない。これでも今のHDDよりは倍以上速いのだ。諦めて改めてFusion Drive化に挑むとしよう。

IMG_2397_s一昨日と同じくの手順通り、iPadに[Mac] 噂のFusion Driveを自分のSSD&外付けHDDを使って自家製で構築してみる。 | Tools 4 Hackを広げながらSSDと内蔵HDDでFusion Driveを作成する。ひとつ違ったのはSSD2基と内蔵HDDの計3ドライブでFusion Driveを構成したことで、前回は『diskutil cs create FusionDrive disk0 disk2』としたところを、『diskutil cs create FusionDrive disk0 disk2 disk1』と因数に3つのドライブが含まれたことだ。

IMG_2399_s正直こんなことして大丈夫だろうかと思ったのだが、Mountain Lionはなんのエラーメッセージも吐き出さずにスムーズにFusion Driveを作成した。

ここまでくれば後は普通にOS Xをインストールして、Time Machineのデータを復元すればいい。一昨日とは違いRAIDは組んでないからまったく問題なくインストールできるはずだ。

IMG_2400_s実際、今回はなんの問題も起きずにMountain Lionのインストールは終了した。一昨日Lionのインストールをした時と同様30分弱で済み、普通にSSD側にインストールされたのであろうことが予想される。

IMG_2401_s続いてFusion Driveに元データを復元する。これもなんの問題もなくスムーズに復元が開始される。ただ、なぜか復元時間は前回内蔵HDDに復元した時は最終的に10時間ほどだったのに、こちらでは11〜12時間かかる感じだ。前回のそれが最終イメージだったのに対し、今回は一旦丸一日動かしたので、その分を戻したデータを選択したせいなのだろうか。あるいはFusion Driveへの復元は、復元時に割り振りがあって遅くなるのかもしれない。それとも本来SSDは書き込み速度はHDDに劣るので、キャッシュなどを超えてしまうTime Machineのデータ復元では、その分の速度差が出てしまっているのかもしれない。

なにはともあれ、またしても12時間ほどiMacは使えないわけで、今日もまた旅先にいるが如くKindle PaperwhiteとiPadで丸一日を過ごす羽目になったのだった。