2011年に入手したハード 満足度ベスト10 後編

2011年に入手したハード 満足度ベスト10 後編

前回に引き続きまずはランキング。

  1. Olympus E-P3 (with M.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II R)
  2. Olympus E-3
  3. Apple iMac (27-inch, Mid 2011 with HHK)
  4. iPhone 4S
  5. Merida EVO 905

ということで、早速逆順にコメントしていく。

5位 Merida EVO 905

これまで使っていた自転車では想定時間内に走りきれない危険性を感じて新東名を自転車で走るために購入。大人の階段をチャリで(ちょっとだけ)上るMerida EVO 905 1stインプレッションで記したように、以前のチャリに比べてずっと軽い乗り心地ではあるが、かといって2割速くは走れていない。せいぜい1割5分というところ。トゥクリップを装着したおかげでずいぶんとペダルが楽に回るようになったこともあり、乗っていると非常にいい感じなのだが、気軽に町を走るのに使いづらいのがキツく、稼働率はきわめて低いのが難点だ。なんだか気位の高い美人と付き合っているように気疲れしてしまって、なんとも乗りづらいのだ。

一番の問題はスタンドがないこととカギの持ち歩きが不便なことだろう。カーボンフレームに傷がつくことを前提としてセンタースタンドをつけ、車重が増すのを覚悟の上で取り付け型のカギをつけた方がいいかもしれない。でなければ、誰かに譲った方がマシだろう。

こうした気苦労を思うと、乗り逃げされる心配がなかったリカンベントの気楽さが懐かしく思える。走行性能の良さより、盗まれない気楽さの方が私にはよりありがたいようだ。つくづくいいものを持つのが似合わない貧乏人根性が染みついているのだろう。

4位 iPhone 4S

実は今家にいるのです。iPhone4Sがで報告、ボクのau版iPhone4sの話をしよう | 利用可能残高は今日もゼロでレポートしたように、iPhone 4Sは実に普通に使えている。いや、iPhoneお財布ケータイ化計画一時保留中だったのが解消された分、便利に使えているといっていい。携帯&PDAとして使う分には、とにかく普通に使えるのが一番であって、手にするたびに「すげー」とか「かっこいい」とか思っていては疲れてしょうがない。電池の持ちが今一つなのと、auのiMessageなどへの対応がまだ3か月かかることを除けば十分満足している。

いや、むしろSBからauにしたことで基本料金こそ500円上がったが、シンプルSSプランのおかげで通話料金が1,000円近く下がったので結果的に安くついているし、電波の掴みはSBよりはるかに上なので、なかなか繋がらないというストレスから解放され、SBからauに乗り換えて(わたし的には)大正解だった。

ところで私のiPhone 4Sにはピンクのフィルムが貼られているが、実はこれは求めてピンク色にしたわけではない。気泡の入りづらいというセールス文句に引かれて購入した液晶保護フィルムがたまたまピンク色だったのだ。というか、そもそもそれがピンク色であるということに気づいていなかった。液晶保護フィルムの裏面を保護するためのシートの色がピンクで、これを剥せば透明のフィルムになると決めつけて購入してしまったのだ。あおり文句に違いなく気泡もなしに貼り終わってから、どうしてこのピンクのフィルムが剥れないのだろうと思った時には時既に遅し。せっかく気泡が入らなかったんだから、色なんかどうでもいいやとそのまま使い続けている次第だ。でもここで言い訳してしまうところを見ると、どうやら実は気にしているらしい。

3位 iMac (mid 2011)

Windowsマシンが壊れ、ディスク回りとディスプレイ回りを除いて入れ替えたものの、ファンの音がうるさいのと思ったよりCPUの性能が出なかったことから、ふと気の迷いで買ってしまったiMac。初めのうちはWindowsとのキーボードショートカットの違いでストレスを感じることもあったが、なれるに従ってそれも解消。また、一番のストレス源であったApple Wireless Keyboardのキータッチの悪さとも、AWKからHHKに取り換え(スクリプトにあらず)ることで縁を切ることができた。

現在は27インチの大画面とMission Controlによる仮想ディスプレイの切り替えによって、すこぶる快適に作業ができるようになった。当初はSSDを搭載しないことによるデメリットを不安視していたが、スリープ機能を使うことでほとんどマシンの再立ち上げをしないで済むので、HDDでもあまり不便を感じずに済んでいる。もちろんAdobeのソフトを立ち上げる際には時間がかかるのでSSDが恋しくなることもなくはないが、バックでPhotoshopを立ち上げっ放しにしていてもWindowsよりはメモリも食わないので不都合を感じる回数はさほど多くなくて済んでいる。Adobeソフトを買い替える必要さえなければ、十分お得な買い物だったと思う。なんちゃってアカデミックを利用できたとはいえ、Adobe CSを買い替えなければならなかった分だけ満足度は削られてしまったのが残念だ。

2位 E-3

なんかがウチにやってきたに記したように、3年前の型落ちとはいえ、はじめての上位クラスの一眼レフということで、手にして実に満足感があった。視野率100%のファインダーといい、ピタッと合焦する感触といい、押し込んだシャッターボタンの手応えといい、なるほどカメラ操作が気持ちいいとはこういうことかと教えられた。特に今年の夏まではゴールデンウィークの旅行(110501 高千穂峡110430 阿蘇山一周110429〜0502 大分の橋と滝110502 門司〜有明)や島津公爵邸@清泉女子大学の見学110703 大船〜江ノ島〜鎌倉〜ちょっと横須賀と大活躍してくれた。

それだけでなく、ファインダーで切り取るか、液晶で拾うかという問題もあり、いろいろと写真とカメラについて考えるヒントを与えてくれた有難いカメラだった。ただ、さすがに重くてデカいので、これを持ち歩くのにはそれなりの覚悟が要り、どこかにいくついでに写真を撮るのではなく、写真を撮るためにどこかに出かける、という感じになってしまう。それでも、これを買うまでに使っていたE-P1やGXRとは、レンズの焦点距離や合焦速度などで大きなメリットがあったので、大いに満足することができた。E-P3を買うまでは。

1位 E-P3

2011年に買ったハードの中で一番満足しているのは、blogに報告を挙げていないE-P3だ。blogで初めてE-P3のタグがついたエントリーはこれだが、にもかかわらず改まってblogに報告を挙げなかったのには恥ずかしい理由がある。

オリンパスプラザに行ってE-P3に触れ、合焦の速さと写りの良さ(というかjpg処理の良さ?)が気に入って、海外通販との値段で悩んだ末、思い切ってB&Hで購入ボタンを押したのだが、それが標準ズームセットではなく、17mmパンケーキセットだったのが運の尽き。すぐに気づいてキャンセルすれば良かったのだが、発送メールを見て初めてそれに気づき、いまさらキャンセルするのも難しく、仕方なく、その後改めてM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II Rを購入する始末。おかげで安く買うつもりがズームを別に買った分だけ高くつき、国内で買うより1万円以上余計にかかってしまった。さすがにこの件を正直に告白するには半年近い時間が流れる必要があったというワケなのだ。

それはさておき、E-P3だが、先にも記したように出てくる絵が解像感が高く、色の乗りも良く、いい写真っぽく見える確率が非常に高い。とくに紅葉の色の出方(2011年12月14日 新宿御苑外の遊歩道の紅葉2011年12月4日 紅葉の小石川後楽園)といったら実に見事だ。加えてE-P1に比べて合焦速度が3倍くらい速く、しかもタッチパネルで合焦ポイントを指定することもでき、しかもE-P1のデザインを踏襲しているので見た目もいい。現時点でのミラーレスカメラのひとつの完成形といっていいと思う。私は大変満足している。

また、これと組み合せる新型標準ズームのM.ZUIKO DIGITAL 14-42mm F3.5-5.6 II RもE-P3と組み合せる限りにおいては非常にいい絵を出してくれる。F値が高いのと、沈胴式にしてもやや嵩張るというのがネックだが、値段を考えれば文句は言えないだろう。夜景や室内での速いシャッタースピードを求めるのでなければ、これだけでほとんどのシーンに対応できる素晴しいレンズキットだと思う。

ただこの組み合せは、残念ながらパンケーキセットのようにポケットに放り込むにはわずかに大きすぎる。冬になってコートを着ると、その大きめのポケットには収まるようになったが、気軽に持ち歩くには今ひとつ踏切りが必要だ。もちろんE-3のような「覚悟」まではいかないので、それとは段違いではあるものの、コンデジやGXR + GR LENS A12 28mm F2.5ほど気軽ではない。そのあたりが私にとっては唯一のマイナス要因だ。

また、旅カメラとしても、2011年10月10日 竹生島、そして帰京のように、E-P3に標準ズーム、E-3に望遠ズームの2台持ちとし、F値を稼ぎたいのであればZUIKO DIGITAL 14-54mm F2.8-3.5 IIをサブに持っていけば、レンズの付け替えをしないでほとんどの状況に対応できる。今のところわたしにとってはこれがベストの組み合せのようだ。パンケーキ+E-PM1のような使い方をするのでなければ、標準ズームやM.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8などレンズが大きくなる以上サイズについてはある程度ひつようになるわけで、であればm4/3ならE-P3を買うこと強くお勧めする。ミラーレスという括りならNEXの方がいいかもしれないけれど。


それにしてもベスト10といいながら、現時点で不要なものがE-PL1、GR LENS A12 50mm F2.5 MACRO、htc EVO ISW11HT、Merida EVO 905と4点もある(番外のPomeraを含めると5/11が不要)というすさまじいベスト10になってしまった。もちろん、買って使ってみないとわからないことも多々あるわけで、後悔はしていないものの自分の阿呆ぶりには呆れてしまう次第だ。