実は今家にいるのです。iPhone4Sが

実は今家にいるのです。iPhone4Sが

昨日、友人宅に行く途中に川崎駅前に出て、iPhone4Sを即日購入できるかとビックカメラに寄ってみた。ところがauのコーナーにもそこそこ行列があるではないか。店員を捕まえて尋ねると、まず予約済みのお客に渡した後、今日並んだ客に渡すと言う。「週末なのでお客さんが多くて」とちょっと嬉しそうな店員に「要するに今申し込んでも今日中には貰えないってこと?」と重ねて尋ねるとそうだという。ならば用はないので、改めてヨドバシカメラに回ってみたが、こちらはビックカメラ以上に客が並んで椅子に座らされている。ここでもう面倒になった私は今日中にiPhone4Sを購入することを諦め、もう一つの用件、htc EVO WiMAX ISW11HTの解約を済ませに向かった。

GWに大分の友人宅に遊びにいく際に、SBの電波が届かないところでアクセスするために当機種を購入した経緯については、以前、愚行愚考 ネットアクセスのbefore GW 22.12.2と3回に分けて書いた通り。で、東京に帰ってからは結局ルーターとして使うのは面倒になってしまい、かといって常用機とするにはAndroidはiPhoneよりも洗練されていないので使いづらく、ではSBの電波の届かないところにいくかと言えばそんなに遠出もせず、ということで、ここ3か月ほどまったく稼働しなくなっていたのだ。そんな状況で月に6,000円かかっているのは無駄以外の何者でもないので、2年縛りの違約金を1万円弱払っても解約すべしという結論に(かなり前に)達したのだ。

にもかかわらずauショップにまでいくのが面倒で昨日までずるずると引き延ばしてきたのだが、幸い川崎で時間が(結果的に)余ったので、銀柳街のauショップへと向かうことができたというわけだ。込み合っていた量販店とは異なり、こちらは普通の休日の午前中のauショップという感じ。ここで10分ほど待たされた後で回された窓口で解約の手続きをする。

書類のプリントアウトを待つ間、ちょっと手持ち無沙汰になったお姉さんに、なんとなく「iPhone売れてます?」と尋ねてみると「昨日は凄かったですけど、今日はまださほどでもないですね」というお答え。へえ、と相づちを打ちつつ「まだ在庫あるの?」と聞くと「黒はないですが白は一通りありますよ」とのお答え。なんと、幸せの青い鳥はすぐそこにいたのだ。

「あ、じゃあ、解約終わったらそのままMNPしてもらえる?」と3GSを取り出すと帰ってきたのは「いいですよ」との明るいお答え。そのまま流れるようにiPhone4Sの購入モードに突入、電話越しのSBからのMNP作業に時間がかかってめちゃくちゃ疲れた(次があったら絶対ネットでの作業にしよう)以外はスムーズに進行、プランSSシンプル(1,980円)+誰でも割(-980円)+IS NETコース(315円)+ISフラット(4,980円)の月6,275円で契約した。SBのホワイトプラン(980円)+S!ベーシック(315円)+パケットし放題フラット(4,410円)=5,705円より500円高いが、シンプルSSなら1,050円分の無料通話分があるので、ほぼ同じかauの方が少し安く収まるだろうと踏んでいる。

MNPの作業に時間がかかったこともあって、お姉さんに「機種変が多いんですか? MNPが多いですか?」と訊いてみたところ、機種変がほとんどとのこと。なるほどだから黒の方が売れ行きがいいのか、きっとauユーザーにとって待望のiPhoneなのだな、でも我慢できない人はもうSBに行っちゃったのだなと思っていると、「あ、でも」とお姉さんがいたずらっぽく笑いながら続けた。「MNPする人はdocomoさんからが多いですよ」なるほど、SBが我慢できないdocomoユーザーにとっては、auならいいか、ということになるのだろう。むしろ私のようなSBの電波がつらくて、という人は少ないようだ。

そんな話をしながら契約を終えると、お姉さんが箱からiPhone4Sを取り出してSIMのセットと電話番号の確認を済ませ、電話としてすぐ使える状態にして渡してくれた。思えばこのお姉さんの作業こそ「これがいけなかった その1」なのだが、とにかくHTC EVOの解約とあわせて1時間とかからずにiPhone4Sが入手できたことをまずは喜んだのだった。

さて、iPhone4Sは手に入ったものの、データなどが移行できていない状態ではただの電話機+Webブラウザにしかすぎない。そこで友人宅に向かう電車の中で、早速iCloudに繋がるようにしたところ、あっさり電話帳とスケジュール、それにメールが同期され、まずは出先で困らないくらいには使えるようになってしまった。もちろん幾多のアプリは入っていないし、なにより1Passwordがないのでパスワードを入れられないサイトもたっぷりあったが、Google+とTwitterとApple IDのパスワードは覚えているので、友人のところへの行き帰りにはまったく困らないのだ。だが、このことが後に「これがいけなかった その2」になるとは、神ならぬ身には知る由もなかったのだった。

さて、友人宅では先日購入したばかりのiMacについていろいろサジェストし、iPadをiOS5にバージョンアップし、iPhotoとiTunesでマイレートで★をつけ、スマートリストでデータを選び出す方法に喜ばれ、DVDをiPadで見たいというので適当なツールでコンバートするやり方を教えて16GBでは到底足りないと悲しまれたりし、最終的には美味しいコハダをいただいて帰途につく。

軽くホッピーを召して家に帰り着いたところで、iPhone4Sをこれまで使っていた3GSのデータに書き換えようとしたのが「これがいけなかった その3」となる。一日中動き回って作業していた上に酒が入っている状態で作業すれば間違いも起こるし、トラブルが起きたときにネットで対策を検索するのもスムーズにいかなかったりする。昨晩私の身の上に起きたのは、まさにそれだった。

まず家のMacにiPhone4SをUSBケーブルで繋いだのが、既に新しいiPhoneとして認識されていて、元の3GSのデータを上書きしようがない。これは復元をかければいいのだろうと復元を開始したのだが、1時間以上かかるという表示が出たきりびくともしない。30分ほどたってようやく「転送に失敗した」旨のエラー表示が出たときにはむしろほっとしたくらいだ。

ここで諦めて眠ればいいのに、始末に負えない酔っぱらいは再び復元にとりかかる。今度は、あと1時間という表示が43分にまでは減ったものの、ここからはいっこうに数字が減ってくれない。ゆっくりとではあるがプログレスバーは伸びているのだが、残り時間の表示は43±2分の幅に収まったきり。要するに転送がどんどん遅れていくということなのだ。こちらは1時間以上経ってから「タイムオーバーになった」旨のエラー表示が出て終了した。

いかに酔っぱらいといえども、2回も失敗すれば何かがおかしいと気づく。気づくがたいていは正しい判断は下せないものだ。そのときの私もその例に漏れず、ネットで必死になって検索をかけて、DFUモードでの復元を試みた。結果4時間かかる旨の表示がされ、さすがの酔っ払いもこれは寝るしかないと悟ることができたのだった。

明けて今日。立ち上がったiPhone4Sはしっかり新しいiPhoneとして、私が昨日電車の中でセッティングしたとおりに復元されていた。さすがに一晩寝て頭が落ち着いたこともあり、改めて考えてみると、iCloudに接続している限りデータがどんどん補われていることに気づいた。そこで改めて検索するうちに、ようやくお姉さんにセッティングされた段階で、既に「新しいiPhone」として登録されているのだということに気づかされた。

そこまでわかればあとは簡単で、「設定」>「一般」>「リセット」>「すべてのコンテンツと設定を削除」で工場出荷時のまっさらな状態にセット、そこから言語やらなにやらいろいろと設定。「新しいiPhoneとして設定」のチェックマークを「iCloudバックアップで復元」に変えて、ようやく3GSのデータで上書きをすることができた。

これで各種設定やアプリの配置は4S上に復活できたのだが、アプリ本体や音楽・動画・写真はiCloud上にはないため、これらをWebやMacから取ってこなければならない。ということで、そこから1時間半ほどかけてこれらをインストール、なんとか4Sが使い物になったのだった。

だが、これで作業が終わったわけではない。今度は3GSを初期化して新しいiPhoneとして登録しなければならない。万が一のために050Plusを導入した以外は自転車用にGPSソフトだけ入れて…おけばかっこいいのだが、ついいろいろアプリを入れてしまった。Wi-Fiでしか使えない、実質iPod Touchなのだからこんなに入れても仕方ないはずなので、こちらもおいおい整理していくつもりではいる。そのおいおいがいつになるのかは定かでないが。