嬉しくなくても眼鏡が落ちるんですよ〜メガネスーパーに囲い込まれ?〜

嬉しくなくても眼鏡が落ちるんですよ〜メガネスーパーに囲い込まれ?〜

嬉しいと眼鏡がずり落ちるのは大村崑の持ちネタだが、私はと言えばかなり以前から運転用の眼鏡が顔に合わないらしく、ずり下がりがちなのが気になっていた。とはいえ私がこの眼鏡を使うのは月にせいぜい1〜2回しかないので、不便ではあるがまあこういうものだ仕方ない、と思って使い続けていた。

ところが先日、カーシェアで買い出しに行く段になって、なんと眼鏡のパッド(鼻あて。下の写真の赤枠の部分)の片側が外れていることに気がついた。これでは鼻で眼鏡が支えられずにズリ落ちてしまうのは当然のことである。むしろこんな状態でよくもまあ何か月も(場合によっては数年間も)使い続けてこれたものだと、自分のことながらその鈍感さに感動してしまったくらいだ。

幸い使用頻度の低い運転用の眼鏡であったから急いで手当てする必要はなかったが、かといっていつまでも放っておくわけにもいかない。そこで小田原駅前に買い物に出るついでに眼鏡屋に寄ることにした。

引っ越し前は大田区住まいだったことから手近な眼鏡屋というと地元企業のメガネドラッグだったのだが、引っ越し先の小田原はなんとメガネスーパーの本社のある街であった。

メガネスーパーと言えば、プロレスファンにとってはSWSの悪夢が甦えってきていささか複雑な心境になるのだけれども、そのSWSも解散して既に四半世紀以上が経っているのだ。子供の頃は四半世紀も前のことをグダグダ言う大人を見て、執念深い人間だなぁ、ああはなるまい、と思っていたものだが、この歳になってみるとまさにそのなりたくない大人になっていたことに悲しむべきか、子供にはわからない人間的深みを得たと思うべきか迷うところである。四十にして惑わず、というのはアレは嘘だね。

それにしてもメガネスーパーの本社は、国道1号を挟んでお城の建物のういろう本店のほぼ真向かいに建っているのだけれども、正直なところビルを見るだけではそれほどの大きな企業の建物には見えなかったりする。小田原から見る限りではメガネスーパーよりも鈴廣のほうがよっぽど大企業に見えてしまう。あるいはその程度の企業でも大企業の殴り込みに見えてしまうほど、プロレス業界が小さかったということかもしれない。

それはさておき、私は壊れた眼鏡を片手に小田原駅前で本店を名乗る錦通り本店へと向かう。お店に入って眼鏡を差し出すと、買い替えを表立って勧めることなく修理を行ってくれる。本来なら部品代を支払うべきところなのだが、会員カードを作れば無償で修理してくれるということだったので、個人情報(笑)を代わりに差し出してパッドを交換してもらった。ついでに今掛けている眼鏡も時代がついてきているのでパッドを交換してくれるというので、お言葉に甘えさせてもらう。

このポイントカードを持参すれば、眼鏡の点検・修理をしてくれるというので毎月の定期点検を勧められる。そうして点検をしているうちに、そろそろ買い替えませんか、という話になるのだろう。まあ、いずれは買い替えないといけないのでその時は以前書いたように駅前の金券ショップで株主優待券を購入して安く眼鏡を買わせてもらおう。

そんなことを思いながら、キレイかつ鼻にピッタリになった眼鏡をかけて、お店を後にした私だった。