完熟のゴーヤを食す

完熟のゴーヤを食す

収穫しそびれてそろそろ種を獲ってみようかと思って放っておいたゴーヤの実が、黄色くなり始めたと思ったら、そこから2日でオレンジ色に熟しきってしまった。

茎からぶら下がるつるの部分まで黄色くなっているのを見て、早速もぎ取ることにした。指で触れてみると、青い実にあった硬さは消え失せており、ブヨブヨと頼りない感触が返ってくる

半分に切ってみると、中の白い綿はまったく消え去っており、赤い果肉で覆われた種が十数個入っているのみだ。

この赤い果肉をしゃぶると、量は少ないものの熟柿のような甘さとネットリ感があって悪くはない。サルビアの蜜を吸っていたような私の子供の頃なら、学校帰りに熟したゴーヤを見つけたら割って種をしゃぶったろうなと思わせる甘さだ。

それに対して果皮のほうはグニグニと柔らかく、若干の苦み以外は味を感じられない。マーマレードにしたみかんの皮を洗って甘味を落としたような感じだろうか。砂糖漬けにすれば面白くなりそうだが、そこまで手をかけるほどのものではないようにも思える。いずれにせよ、糖質制限している身には関係のない食べ物と言えるだろう。

ということで、残った種は水洗いして乾かしたあとは、来年の種蒔き用にとっておくことにする。残りの夏は、気を抜きすぎて、来年用の種が大量に積み上がることのないようにせねばならないだろう。