電子ペーパーななろう環境は7800円で手に入るのか?

電子ペーパーななろう環境は7800円で手に入るのか?

昨年の暮れから気になっていたのが、背面に電子ペーパーのE-inkディスプレイを載せたスマホ、Hisense A2 ProだHisense A2 Pro 発表、裏面に5.2インチE-Inkディスプレイ搭載のミッドレンジスマートフォン)。

私としては単純になろう小説やBookLiveで買ったラノベなどを液晶ではなくE-inkで読みたいだけなので、スマホでなくともタブレットなどでいいのだけれど、KindleはAmazonの電子書籍しか読めないし、BOOX C67MLcarta2はメモリが少なすぎて度々ハングアップを起こすので辛かったりで、なかなかうまくいかない。そんなワケでHisense A2 Proに期待していたのだが、悲しいことに金欠がキツくてこれに手を出せずにいる。

試しに中国のサイトのAliExpressを当たってみると、3万3000円台から購入できるようである。

3万円かぁ。帯域が日本向けではないのでBand 1しか掴まえられないというネックはあるものの、オモチャとしては悪くないお値段だ。う〜む、これほど金欠でなければ手を出していたのに……などと考えつつ、Hisense A2 Proの記事がないかと漁っているうちに、「ASCII.jp:iPhoneが裏表両画面スマホに! 背面が電子ペーパーのiPhoneケースを衝動買い (1/4)|T教授の「戦略的衝動買い」」「【プロがチェック】iPhoneの背面を電子ペーパーにしちゃう「InkCase i7」の実力は? | GetNavi web ゲットナビという記事に行き当たった。

読むと裏面(と言うのだろうか?)にE-inkのディスプレイを貼り付けたiPhoneのケースがあるのだという。InkCase i7というそのケースは Amazon では数日前から値下がりしており、7800円で売られている。これでなろう小説やBookLive!の小説が読めるのならまあ悪くはないのだが、と思ったのだが、そうは問屋が下ろさない。このE-inkの画面はタッチパネル操作はできず、画面下にある左右矢印ボタンとメニューボタンの3つでしか操作ができないのだ。つまり、iPhoneの画面をそのまま写し出させておいて、それをタッチパネル操作で動かす、ということはできないのだ。

そこで、改めて公式サイトのFAQを読んでみると、こんな記述が見つかった。

6)次は電子本をインクケースに送信することです。現在、インクケースがサポートしてるの電子本タイプは、1).txt不ファイルと、2)デジタル著作権管理なしのePubです。ファイルサイズは1MB以下だけです。送信する前に、パソコンで二つ種類のファイルタイプは変換必要です。必ずご注意ください。パソコンから電子本がメールに付けてiPhoneまで送ってください。iPhoneのメールアプリに電子本を「InkCaseにコピー」すると、インクケースのアプリにコピーしました。インクケースアプリ「リーダー」のページにコピーされたの電子本もあるし、お客様の電子本もあるし。。好きな電子本を選んで「InkCaseに送信」を送れます。インクケースの中に本のアイコンを選ぶと電子本を読めます。

インクケースの使い方 – OAXIS アジア

う〜む、これは面倒だなぁ。しかも、先に挙げた記事では「今回試してみた限りでは、日本語のtxtファイルや日本の小説のePubファイルを表示させることができませんでした(英語のtxtファイルは表示できました)。」とある。縦書き表示以前に日本語ファイルが表示されないのでは話にならない。

もしこのカバーを使って小説を読もうとすると、1ページごとに画像出力をして、それを矢印ボタンでひとつずつ送っていく、という形で読むしかないのだ。さすがにそこまでしてこれを使おうという気にはなれない。

とはいえ、 Amazon のユーザーレビューを見ると、時計を出しておいたり、必要な地図などを表示させておくだけでも十分便利に使えているようだ。要は使いようなので、うまく使える人であれば十分役立つガジェットに違いない。ただ私がその対象ではなかったというだけである。

そんなワケでなんだかお預けを喰らっている犬のような気分で週末を迎える私であった。