旅先のSIMに悩む

旅先のSIMに悩む

GWのスペイン旅行における現時点での一番の悩みはテロ後のブリュッセル空港の利用がどうなるか、ということだが、テロが起こる前から悩んでいる、現時点での2番目の悩みは海外でのデータ通信をどうするか、ということである。

この悩みはさらに、

  1. どの携帯機器で運用するか?
  2. どこのSIMを利用するか?

の2点に分けられる。

1.の「どの携帯機器で運用するか?」というのは、現在日本ではiPhone SEにもiPad Air 2にもMVNOのお安いSIMを入れて使っていて非常に便利なのだが、海外に出てもこの2台運用を続けるのか、ということである。2台運用は非常に便利なのだが、当然のことながら2台分の料金が発生する。

それではiPhone SEにだけ海外SIMを入れて、iPad Air 2をBluetoothで運用すべきだろうか? だが、命の危険はさほどないとはいえ、スリや置き引きの多いスペインの路上で、いちいちBluetooth接続してiPad Air 2をカバンから取り出して……というのは余りよい動き方ではない気もする。かといってiPhone SEだけでGoogleマップを確認したりするのは、老眼の進んだ身には厳しい。

う〜む、そうすると海外用スマホとしてXperia Z Ultraを個別運用して、iPad Air 2は機内やホテルでの運用にとどめ、iPhone SEは基本THETA Sリモコン&コンデジとして利用すべきかもしれない。

一方、2.の「どこのSIMを利用するか?」という点では、以前グローバルな視点(?)でSIMを考えるで記したような複数国で使用できるSIMを使うか、滞在国ごとに新たなSIMを購入するか、悩ましい。ただ、先の記事では抜け落ちていたのだが、海外のグローバルSIMを購入するとSIMの送料が意外に高くつく上に、送付から到着まで1〜2週間かかるので、出発約10日前の現時点ではこれらグローバルSIMの利用は(トラベルSIM を除いて)無理ということになる。

そこでトラベルSIMを利用するのでなければ、現地に着いてから現地のSIMを購入することになる。BASEのプリペイドLTEでアントワープを旅する – 週刊アスキー などを見ると、ベルギーなら空港の売店(いま動いているかは疑問だが)で15€で1GB使えるSIMカードが入手できるようだ。1日半しか滞在しないベルギーで1GBは完全にオーバースペックだが、2,000円弱で使うのであればまったかく問題ないだろう。

スペインでも7€で600MB、13€で1GB、MVNOであればさらに安く入手できるらしい……って、なに!?

MobistarのプリペイドSIMは、Mobistarショップで無料で入手でき、その場でチャージを行なうことで利用可能になる。それに対しTuentiのSIMは、30ユーロ分の料金がチャージされた状態で、30ユーロで販売されている。

今回筆者がTuentiを選んだのは、データ通信容量あたりの価格がTuentiの方が安いのと、容易に容量を追加できるから。MobistarのプリペイドSIMは、データ通信容量600MBで7ユーロのプランと、1GBで13ユーロのプランが用意されているのに対し、Tuentiではデータ通信容量1GBで7ユーロのプランを用意。

Movistar01え!? 自転車チームをスポンサードしているMovistarってスペインの電話会社だったんですか!? 確かにWikipediaを見ると、スペインと中南米のスペイン語圏で事業を展開しているとある。なるほど、道理で自転車チームでコロンビア出身のキンタナやコストリカ出身のアマドールを抱えているわけである。う〜む、こりゃスペインに行ったら是が非でもMovistarのSIMを契約しなければなるまい。MVNOより1,000円くらい高くてもファンアイテムだと思えばさほど高くも感じないで済むし。

いかん、なんだかスペインに行く理由がMovistarのSIMを購入することに入れ替わっている感があるぞ。

Movistar02

ということで気を取り直して話をまとめると、ベルギーとスペインでそれぞれ現地のSIMを購入すれば3〜4,000円で済むことになる。ただし、空港に着いた途端に使用可能、というワケにはいかず、いろいろと手間取る可能性はあるし、トランジットのハンブルクでは通信ができないという問題もある。まあ、ハンブルクについては空港から一歩も出ないのだから、空港内のフリーWi-Fiを使うことができるだろう。

もっとも、それとは別にトラベルSIMを一応押さえで持っていくのも悪くないかも、とは思っている。というのも、現地SIMが開通するまではやはりいろいろと不便があるし、いまなら機内Wi-Fi片道無料キャンペーンというのをやっていて、このキャンペーンを利用すれば、帰りのルフトハンザ機内ではWi-Fiアクセスが可能になるのだ。もっともこのサービスは、JALには対応していてもANAには対応していないのが残念ではあるのだけれども。

いずれにせよ、この手のグローバルSIMを入手するのであれば、もうあまり時間はないのだけれど、はてさて、どうしたものやら。