だから山田圭子が好きやねん

だから山田圭子が好きやねん

BookLive!で最大25%offの秋田書店フェア2015冬が12月30日まで開催中だ。とはいえ25%offになるのは5,000円以上購入した場合である。要するにまとめ買いしろ、というワケだ。

ということで山田圭子の『戦国美姫伝 花修羅』と『だから牡丹が好きやねん』を大人買いする。

『だから牡丹が好きやねん』は奥付けを見ると25年も前の作品だ。当時の山田圭子はまことにへったくそな絵なのだが、パワーだけはあってこれが実に魅力的なのだ。小学校高学年(連載開始時)の牡丹のパワフルな大活躍と波乱万丈のスーパーお涙頂戴ストーリーのおかげで、もう読んでいると泣く泣く。哀しくて泣き、嬉しくて泣き、もう涙腺活性度100%の作品なのだ。

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一方の『花修羅』は戦国末期の越前朝倉家をモデルにした女武将(?)モノ。こちらは最終巻の発行が2年前と近年の作品だが、『だから牡丹が好きやねん』と同じ山田圭子節が炸裂する涙腺刺激作品だ。もっとも20年も経っているので、絵はすごく上手くなっていて読み易さは段違いだ。人を選び過ぎる『だから牡丹が好きやねん』と異なり、こちらは割と安心して人様にお勧めできる作品になっている。ただ、その反面『だから牡丹が好きやねん』の持っていた意味不明なまでのエネルギーは、さすがに減少してしまっている。

とはいえ、「絵が汚いのは読めません!」という人ではなく、漫画を絵ではなく漫画として読める人であれば『だから牡丹が好きやねん』は一度は読んでみて欲しい作品だ。小学生のくせにイケメンすぎる牡丹に泣かされることは必至だから。