Kindleでイラストを拡大できると(今さら)知って大喜び

Kindleでイラストを拡大できると(今さら)知って大喜び

kirika014巻がKindle化されていたのをいまさらのように知って『生徒会探偵キリカ4』を読む。『めだかボックス』のめだかのような万能生徒会長と善吉そのままな主人公、『ハルヒ』のみくるを腹黒くしてセクハラするような副会長と長門を銭ゲバにしたような会計、『はがない』の幸村みたいな広報たちが、『子ひつじは迷わない』のタッグのように探偵役が下した無情な結論をワトソン役の優しい嘘で明日に繋げるというシリーズで、なんともうまくまとまっていて作者の頭(と要領)の良さがうかがえる、私の好きなシリーズだ。

そんな作者だが、先日の2ちゃんねる個人情報流出事件でものの見事に他作家への誹謗中傷や自作自演での自作への称賛が表面化したことで、カスタマーレビューはものの見事に作品だけでそれなりの評価を付ける人と作家への失望から☆1つをつける人にわかれてしまっている。私自身は作者が殺人犯だろうが万引き常習者だろうが、個人的な付き合いがなくて小説だけ読む分にはどうでもいいと思うたちなので、今作も楽しく読むことができた。

kirika02ところでこの手のラノベをKindle(正確にはAndroidのアプリとしてKindle)で読んでいると、せっかくの見開きや三つ折の口絵が小さく表示されてしまい、物悲しい気分にひたらされてしまうことが少なくなかった。しかも、この状態からピンチアウト(指二本を広げる動き。別名くぱぁ)してもイラストは拡大されないため、Kindleでラノベを読む際のマイナス点のひとつだと感じていた。

kirika03ところが、今回『生徒会探偵キリカ4』を読んでいて、ページをめくるつもりで誤ってイラストをダブルタップ(二回タタンと叩くこと)してみたところ、なんとイラストがポップアップするではないか。

kirika04しかもこれをピンチアウトすると、きっちりとイラストが大きくなり、当然ながら画像を移動してあちこち見ることもできるのだ。

多分、Kindleアプリでは前から可能な操作だったのだろうが、私はこの時になるまでこんな操作ができるとは知らなかったのだ orz。というわけで、今さらではあるが、Kindleでラノベを読む際の弱点の一つが解消されたことはなんとも喜ぶべきことである。

おかげで、以前買ったラノベも、イラストを確認するためにまた読み返さなければいけなくなってしまったのが問題といえば問題であるのだけれど。

あとはラノベ読みのために、イラストごとにインデックスをつけるべきだと思うが、章ごとにすらインデックスのついていない電子書籍も少なくない現状を見ると、当分は自分で気にいったイラストのページにしおりをはさんでおくという形で対応していくしかないのだろうな、と思う。