ディスプレイサイズに左右される入力方式〜Graffitiからフリック、Godan、ローマ字入力まで〜

ディスプレイサイズに左右される入力方式〜Graffitiからフリック、Godan、ローマ字入力まで〜

EP336097_s先日hi-ho TypeD LTE アソートコースを導入して以来、しばらく放っていたXperia tipoを使う機会が増えた。画面サイズが小さいQVGAな上に、CPUも非力なのでまともなWebサイトを観るのは辛いが、Android専用アプリをつまみ食いして使う分には悪くないし、なにより小さくて邪魔にならないため、Nexus 7やiPadと併用する前提であれば、iPhoneよりも使いいいくらいだ。

逆にiPhoneはそれだけで運用する場合にはすこぶる便利で、いちいちカバンからNexus 7やiPadを出さずにたいていのことを済ますことができる。どっちがいいかは、人によりけり、ということになる。

そんなワケでこのところXperia tipoをNexus 7と組み合せて運用しているのだけれど、ディスプレイサイズが3.2インチのXperia tipoと7インチのNexus 7、それに10インチのiPadを使っていると、それぞれで便利な入力方法が違っていてなんとも悩ましくも楽しい。

iPadは10インチと大きい上に、横にして運用することが多いので、フルキーボードを両手打ちするのが基本だ。さすがにブラインドタッチはできないけれど、左右両手のそれぞれ2〜3本の指を使ってローマ字入力している。

それに対して3.2インチの320×480しかないXperia tipoでは、もっぱらGraffiti for Androidを使う。元々Palmで使われていたGraffitiは小さな画面ではキーボードの押し間違いを避けることができるし、入力画面の占める割合が小さいので、Xperia tipoではすこぶる使い勝手がいい(下写真、左からGoogle日本語入力のテンキー入力、同ローマ字入力、Graffiti)。

Tipo_flick Tipo_full Tipo_gra

単文節変換の上に登録単語が少ないというデメリットはあるものの、そこのところをわきまえて、あくまでメモ用として使う分には十分な代物だ。

そして7インチのNexus 7だが、実はこれが一番日本語入力が悩ましい。縦持ちがメインの私にとって、ローマ字入力のフルキーボードはキーが小さすぎて押し間違いが少なくないし、かといってFlickのテンキー方式では右手だけで入力するには画面が広すぎ、両手を使うには左手がうまく動いてくれず、困ってしまう。

興味深いのは左手でフリック入力をしようとすると、右手と反転して操作してしまいがちだということだ。つまり、「え」を入力するには「あ」を押して指を右にフリックする必要があるのだが、右手のこの操作を左手が「右に」ではなく「外に」と捉えてしまうために「左に」ふりっくしてしまい「え」ではなく「い」が入力されてしまう、というようなことが割と頻繁に起こるのだ。

もちろんこれはずっと使い込んでいけば慣れていくのだろうが、現時点ではなかなかうまく使えないでいる。かといってGraffitiを使うには、今度は画面が広すぎてかえって使い辛い。それに1文字を入力するのにストロークがひつようなGraffitiは、メモ書きにはいいのだが文章を(しかも英語ではなくローマ字で)書くとなるとなかなか疲れてしまう。

N7_flick N7_full N7_gra

N7_godanそこで最近愛用しているのがGoogle日本語入力の「Godan入力」だ。まだ慣れていないのでスピードはそんなに速くないのだが、フリック入力とは違って右手が子音、左手が母音と明確に役割が違っているので、左手が利き手の動きに引っ張られることが少なくて済み、入力が楽なのだ。

もちろんこれはあくまでNexus 7という7インチタブレットを縦持ちで使っている場合のことで、4〜5インチの大型携帯では片手で入力ができるのでフリック入力の方が楽なのは間違いないと思う。

そんなワケで、ディスプレイサイズに合わせて端末毎に入力方式を変えるという、なんともややこしい事態になってしまったが、それはそれで楽しいというのも、我ながら困った趣味だと思っているところだ。