さよならiPhone またきてPHS?

だれとでも定額パス | 製品情報 |
ウィルコム(WILLCOM) via kwout
Willcomからだれとでも定額パスという、とんでもないPHSアダプターが発表された。これはマイクとスピーカーのないPHSで、その足りない部分をBluetooth経由でAndroidスマホで補うというもの。
つまり、データ専用SIMを入れたマイクとスピーカーのあるAndroid機とこれをセットで持ち歩くことで、PHSでの通話ができる携帯電話になるわけだ。
私の手許にはAndroidのXperia tipoがあるので、これにIIJmioのミニマムスタートプランのSIMを入れて、このだれとでも定額パスを組み合せると、IIJmio ミニマムスタートプラン 945円+Willcom基本料 490円+だれとでも定額 980円の2,405円で携帯電話環境が確保できることになる。現時点でauにはiPhoneで6,000円以上払っていることを考えると、これはなかなか魅力的な代物だ。
確かにtipoだけでなくだれとでも定額パスも持ち歩かなければならないから、2台持ちとはなるのだが、厚さは5ミリあるもののクレジットカードサイズのだれとでも定額パスなら持ち歩きに不便を感じることはほとんどないだろう。
以前からなんとかSIMフリーの携帯で安く上げられないかと、050plusを試したり(3Gでは転送速度が足りなくてムリと判断した)、b-mobileのTalking Fairを検討したり(コスト的に見合わないと判断した)しては挫折を繰り返してきたわけだが、ついにこちらに踏み切れる条件が整ったのかもしれない。
あとはSIMをXperia tipoに差すとなると、3G対応のNexus 7の運用が面倒になるので、複数枚のSIMを運用できるプランに乗り換える必要が出てくる。となると、2GB/月の高速クーポンがつく代わりに2,940円/月かかってしまうIIJmioのファミリープランに切り替えるか、あるいは高速クーポンは500MBになるが半額の1,480円/月で済むhi-ho LTE typeDのアソートコースにするか、それとも高速クーポンは100MBになるものの最安値の1,155円で済むBBエキサイトの3Gコースを選ぶか、することになる。
新幹線内で使っ(てしまっ)た経験からすると100MBは使う時にはあっという間に使ってしまうので、クーポンが付属するなら500MBないと不満を持つことになるので、多分hi-ho LTE typeD アソートコースを選ぶことになるだろう。
ただ、残念ながら、
専用通話アプリのiOS版は用意していないが、これについてウィルコムの説明スタッフは、iOSにPHS対応のBluetoothプロファイルを組み込むのが難しいためと説明している。
ということなので、SIMフリーのiPhoneを購入してもこれで運用するのは難しい。う〜む、そうなるといよいよiPhoneとはお別れするかデータSIMのみによる運用をせざるを得なくなるかもしれない。
-
前の記事
■ペナン彷徨■2日目■ホテルを追い出されてペナン博物館へ向かう 2013.07.03
-
次の記事
梅雨は穴子なれど今年も不漁か 2013.07.05